倉敷南高校でSDGsの視点を取り入れた課題研究の発表会が開かれました。
倉敷南高校では、課題を解決する力や表現力を身に付ける目的で、2年生がテーマごとにグループに分かれ課題研究に取り組んでいます。
きょう(27日)は、ポスターを使って研究成果の発表や意見交換をするポスターセッションが開かれ、2年生と1年生の生徒634人が参加しました。
今年からは、身近な課題が世界の課題にも繋がっていることからSDGsの視点を取り入れた研究となっています。
異文化共生の難しさやその実現に向けた取り組み、入院している子どもたちの人との関わりや学習時間の確保など、国際、医療、理工学など研究の分野は様々です。
こちらのグループは、体内で作れないビタミンCを効率よく摂取するために、熱を加えることで減少するビタミンCの量を調べました。
中には、3年生が去年調査した内容を継続して研究するグループもありました。
発表後は聞き手の生徒から感想や質問が飛び交い、さらに学びを深めていました。
ポスターセッションの後には、映像配信システムを使って代表グループによる公開発表が行われました。
3学期からは、2年生は研究の成果を個人で論文にまとめ、1年生は研究のテーマ決めなどの準備を始める予定です。




