倉敷中央学校給食調理場で、アレルギーがある人も安心して楽しめるクリスマス料理のバイキングが開かれました。
イベントには、倉敷市や総社市をはじめ高梁川流域の市町から、特定原材料7品目の食物アレルギーがある小学生と保護者25組50人が参加しました。
バイキングに並んだのは、主食や主菜、副菜、デザートとバランス良く15種類です。
どの料理にも、小麦や卵、乳などの特定原材料7品目が使われていません。
こちらは、クリスマスのメインディッシュにぴったりなチキンソテーのタルタルソースがけです。
鶏肉を焼く前には、小麦粉の代わりに米粉をまぶし、タルタルソースは調整豆乳や白みそを使っています。
そしてクリスマスに欠かせないデザートもアレルゲンフリーです。
イチゴのケーキには、米粉でできたパンケーキを小さく刻んだものを入れ、チョコレートフォンデュは、特定原材料7品目不使用のチョコレートでソースを作っています。
そのほかにも、かぼちゃのポタージュやサーモンのカップ寿司などさまざまな工夫を凝らした料理が振る舞われました。
子どもたちは料理を次々と手に取り、口いっぱいに頬張りながら食事を楽しんでいました。
このイベントは倉敷市教育委員会が、子どもたちにアレルギーを気にせず、好きな料理を自分で選んで食べてもらおうと2年前から開いているものです。
クリスマスバイキングで提供されたアレルゲンフリー料理のレシピは、オリジナルレシピサイト「クックパッド」の『倉敷市学校給食のキッチン』のページに順次公開される予定です。
また来年2月5日には、アレルゲンフリー料理のオンライン教室が開かれます。
対象は、倉敷、総社、早島など高梁川流域の市町に住む小学生とその保護者40組で、申し込みは来月6日が締め切りとなっています。
詳しくは、倉敷中央学校給食共同調理場までお問い合わせください。




