倉敷古城池高校の生徒が、地域の小学生にSDGsについて理解を深めてもらおうと、食品ロス対策の出前講座を開きました。
倉敷市の第四福田小学校の6年生・115人に向けて食品ロス対策の講座を開いたのは、倉敷古城池高校の2年生7人です。
生徒たちは始めに、身近なスーパーやファーストフード店で行われている食品ロス対策について説明しました。
去年(2020年)4万7千トン以上もの食品が廃棄された日本マクドナルドでは、コーヒー豆かすの再利用を始めていて、コーヒー豆かすを肥料として栽培したレタスを使ったメニューを商品として提供する取り組みなど、食品のリサイクルを促進しているということです。
また、日本の食品廃棄量は世界で6番目に多く、アジアでは最下位となっている現状も説明され、小学生でもできることを考える時間が設けられました。
この他、講座の中で学んだことから出題されるクイズもあり、児童は楽しみながら食品ロスについて理解を深めていました。
この出前講座は、地元の水島地域を様々な団体と連携し盛り上げようと活動する倉敷古城池高校の生徒有志グループ「ワッショイ!とーかーず」の取り組みの一環として行われたものです。
倉敷古城池高校の生徒は今月18日にも、小学生を対象に食品ロス対策をテーマにした料理教室を倉敷市福田公民館で開くことにしています。
くらしき市民講座 高校生と考える食品ロス対策
『すてるのなくない?みんなで作って食べよう!!』
参加申し込み 福田公民館 TEL 086ー454ー0148




