糖尿病と高血圧防止の食生活を啓発する催しが、倉敷市水島支所で開かれています。
倉敷市では、毎年秋に市内5つの地区ごとに栄養改善協議会などが主催して、健康や食生活を考えるイベント「食育栄養まつり」を開いていますが、今年も去年に続き、新型コロナの影響で縮小開催となりました。
今年特に力を入れて啓発しているのは、食生活が大きく影響する糖尿病と高血圧の予防です。
倉敷市では、血糖値が高く、高血圧症の人が多い傾向にあります。
関連する病気での死亡率は、いずれも国の平均を100とした場合、心不全では女性が125、急性心筋梗塞では男性が150となっています。
そこで今年度から立ち上げたのが、「ベジわん」、「ベジもぐ」、「ベジもり」の3つのポイントを掲げた「倉敷3ベジプロジェクト」です。
このほか、会場の水島地区で栄養改善協議会が取り組んでいる食育活動を写真で紹介しています。
また、協議会のメンバーが手作りした「テーブルマナーマスク」を先着順でプレゼントしています。
「食育栄養まつり」、水島地区の会場は、10日午前まで展示を行っています。
また、倉敷地区は市の保健所で、8日、9日の午後に展示を行う予定です。




