倉敷酒津焼の陶芸家岡本達弥さんの作品展が倉敷美観地区のアートスペース路ゞで開かれています。
会場には、茶器や食器ぐい飲みなど日常使いできる作品を中心に100点以上が並びました。
岡本達弥さんは酒津焼の発祥地、兜山窯の3代目です。
岡本さんの兜山窯は地元酒津の土に藁や木を燃やして作る藁灰の釉薬を使っており、乳白色でマットな質感が特徴です。
伝統的な製法で作られたカップは重厚感がありますが、伸縮性のある酒津の土を使うことで見た目より軽く丈夫なのが特徴です。こち青磁で作った作品は
釉薬を厚く塗り表面に細かなヒビをいれています。
皿の縁には花びらを連想させる溝などデザイン性にもあふれています。
この他、使うほど黒味が出て、色の変化が楽しめる銀彩の作品なども展示されました。
岡本さんの作品展は今月(12月)19日(日)までアートスペース路ゞで開催されています。




