倉敷市内の小中学生から募集した町の景観を描いた絵画展が倉敷市役所で開かれています。
絵画展のテーマは「私の大好きな町の景観」。
白壁の建物が並ぶ美観地区の街並みやジーンズが飾られた児島のジーンズストリートの風景など倉敷市役所の展示ホールには入賞作品20点が展示されています。
この絵画展は倉敷市が子ども達に町の都市景観に関心を持ってもらうきっかけにしようと平成18年から毎年市内の小中学生から募集しています。
今年は332作品の応募があり、市や都市景観の学識者などでつくる都市景観審議会が審査し20作品を選びました。
小学生の部では最優秀賞となる市長賞に倉敷西小学校2年の杉山旭さんの作品が選ばれました。
タイトルは「おおはらとぼく」。
大原美術館の前で自転車と立つ自分自身と夕暮れの空の雰囲気を丁寧に描いています。
中学生の部の市長賞は味野中学校1年の山口直さんの作品「野崎浜灯台」が選ばれました。
児島駅の東にある灯台が瀬戸内海をひっそりと照らす様子を細部にまでこだわって描いています。
この倉敷市都市景観絵画展は倉敷役所本庁舎の展示ホールで12月3日まで行われています。




