玉野市は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に向けた経費など、一般会計で2億3200万円あまり増額する12月補正予算案を発表しました。
このうち新型コロナ関連費用は7371万円に上ります。
玉野市では、新型コロナワクチンの3回目接種について、5月に2回目の接種を終えた医療従事者は来年1月から、6月までに2回目の接種をした高齢者は2月以降、3回目の接種ができる予定です。
補正予算では、コールセンターの運営にかかる費用や接種券の発送費用など、7176万円を計上しています。
また、市内16の小中学校と玉野備南高校から要求のあった新型コロナ感染防止対策の費用あわせて195万円も予算化しました。
コロナ関連以外では、来年開幕の瀬戸内国際芸術祭に向けて、宇野港エリアへの作品の製作費用に100万円を充てます。
また、競輪事業の売り上げが好調なため、当初予算の2億円に追加して、5000万円を一般会計に繰り入れます。
公共施設等整備基金に積み立てる方針で、市の貯金にあたる財政調整基金は年度末で58億円となる見込みです。
補正総額は251億8800万円あまりとなり、当初予算に比べて8・5%増えていますが、去年の同じ時期の総額と比べると23・3%、額にして76億5700万円あまり減っています。
12月補正予算案は、来月2日開会の定例市議会に提案されます。




