先月(9月)下旬から今月(10月)初旬にかけて、倉敷警察署管内で多発している交通死亡事故を食い止めようと、きょう(12日)午前、緊急対策会議が開かれました。
倉敷警察署で開かれた「交通死亡事故抑止緊急対策会議」には、地域の交通安全ボランティアや老人クラブ、学校関係者など15人が参加しました。
倉敷警察署管内では今年、交通事故で6人が死亡していて、このうち3人は先月下旬から今月初旬にかけての事故によるものです。
特に高齢者の被害が多く、死亡した6人のうち4人が70歳以上でした。
スピードの出し過ぎや前方の不注視などが原因とみられていて、会議では職場や学校などで定期的な交通安全教育や情報共有を行うよう、呼びかけられました。
会議の後、パトカーと白バイ合わせて14台の「緊急抑止隊」が出動しました。
緊急抑止隊はきょうから当面の間、事故が多発する場所などで取り締まりを行っていきます。




