今月(10月)4日の早朝、倉敷市の市道で90歳の女性が車にはねられ死亡した事故を受け、警察はきょう(6日)、事故のあった時間帯に同じ場所で啓発活動を行いました。
けさ5時から30分間行われた街頭啓発活動では、倉敷警察署の署員がチラシや反射材などを配って夜間の注意を呼びかけました。
事故は、今月4日午前5時10分ごろ倉敷市笹沖の市道で発生し、90歳の女性が軽乗用車にはねられ死亡しました。
現場は見通しの良い片側2車線の直線で横断歩道や信号機はなく、警察は女性が道路を渡っている途中に軽乗用車にはねられたとみて、詳しい事故の原因を調べています。
けさ事故の発生した場所では、夜間はハイビームにして速度を落として運転することや、反射材を付けて目立つ格好で歩くよう呼びかけていました。
岡山県では今年に入ってから(※9月末現在)38人が交通事故で死亡していて、そのうち半数以上の20人が夜間薄暮の時間帯に発生した事故です。
また、倉敷警察署管内では今月(10月)4日までに交通事故で死亡した人が5人となっていて去年の同じ時期と比べて2人増えています。




