戦争で犠牲になった玉野市民の冥福を祈る追悼式がレクレセンターで行われました。
終戦から76年、玉野市では毎年戦没者の追悼式が行われています。
今年は新型コロナウイルスの影響で市内11の地区からそれぞれ3人程度と人数を制限し、戦没者の遺族、市の関係者など合わせておよそ50人が参列しました。
玉野市で戦争の犠牲になった人は分かっているだけで1320人です。
玉野市遺族会の三宅禎浩会長は「戦争から76年の月日が流れ戦争という言葉が次第に薄れてきています。
風化させることなく二度と戦争を起こさない世界の恒久平和を目指してみんなで努力していきましょう。」
と話しました。
参列者は戦争で犠牲になった戦没者の霊を慰めるため、順番に菊の花を手向けていました。
遺族会の会員は高齢化が進み、現在、およそ640人です。
会員数の減少により各地にある慰霊碑の維持管理なども難しくなってきているといいます。
遺族会では今後、若い世代に関心を持ってもらい後世に継承するための活動を行っていきます。




