倉敷市は2学期から、新型コロナウイルスで登校ができない児童生徒のうち希望者に対して授業の様子を生配信します。
それを前に、機材の使い方などを確認するため市内小中学校の教員に向けた研修会が行われました。
倉敷情報学習センターと各学校をリモートで繋いで行われた研修会には倉敷市内の小中学校、89校から1000人を超える教員が参加しました。
倉敷市では、新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者になった児童生徒が登校できない場合、教室で行われる授業の様子を希望者を対象に生配信します。
授業の配信は、ビデオ会議システム「グーグルミート」を使います。
市の教育委員会が教員と児童生徒に対して発行したアカウントで担任が主催する授業に参加できます。
教員は、配信の手順や機械のセッティングについて確認していました。
倉敷市は、9月補正予算でオンライン学習環境整備費として各学校へマイクやカメラを配置する費用600万円を計上しています。
また、同時に300クラスほどが配信可能なネット環境も整備し子どもたちの学習の機会を確保していきます。
この授業の配信は、早ければ今月6日から実施できるということです。




