玉野市はきょう(30日)、王子が岳を封鎖しました。
山頂付近に出没しているイノシシを捕獲するためで、登山道も使えなくなります。
午前8時ごろ、王子が岳山頂に向かう車の進入路に作業員がバリケードを張りました。
これにより、玉野市側の王子が岳にある2カ所の駐車場は使えません。
今回封鎖したのは、山頂付近にイノシシが出没していて、人に危害を加える恐れがあるためです。
玉野市によると、「食べ物を持った子どもに向かって近づいてくる」「エサをあげている人がいる」など、イノシシに関する報告や苦情も寄せられているそうです。
8月下旬から緊急事態宣言で王子が岳を訪れる人が少なくなるタイミングを見計らい、初めて封鎖することにしました。
市では、封鎖したエリア内に複数のオリを用意し、捕獲する計画です。
山頂付近と山裾の登山口あわせて4カ所にもバリケードやロープを敷いて、立ち入りを禁止します。
王子が岳の封鎖は9月12日までを予定しています。
なお、倉敷市側、桜園地の遊歩道は通れます。




