玉野市特産の大藪みかんは来月上旬から生育期間の最も短い極早生品種の出荷が始まります。
実はその極早生品種よりもさらに早く摘み取られたミカンが販売されているんです。
青々としたミカンが生っています。
この時期ミカン畑では、小ぶりのものや傷んだものを落としていく摘果の仕上げ作業が行われています。
こうすることで樹の負担を軽くし、大きさや味のそろった果実を収穫できるようにしています。
温暖な瀬戸内海の潮風を受けて育つ大藪みかんは気候風土が似ている和歌山県から持ち込まれ、大正時代から栽培が始まったとされています。
かつては30戸ほどいたミカン農家も高齢化で現在は7戸にまで減少。
100年続くこちらの畑では後継者を探していたところ、おととし玉野市内で農園を営む廣畑幸三さんが跡を継ぎました。
この時期限定の摘果ミカンは酸味がありながらもミカンらしい果肉とジューシーな果汁がたっぷりで、料理や飲み物に使えるほか、お風呂に浮かべてリラックスするのもオススメだそうです。
摘果ミカンは玉野市八浜の「ひろはた農園」で予約販売していてインスタグラムのダイレクトメッセージなどから予約を受け付けています。
なくなり次第終了となりますのでお気をつけください。
※1kg 150円~200円ほど




