きょう27日、岡山県に緊急事態宣言が発令されました。
倉敷市では先週からまん延防止等重点措置が適用されていて、多くの公共施設で臨時休館していますが、今回の緊急事態宣言を受けて、美術館の休館や図書館の利用制限が追加されました。
3度目の緊急事態宣言で、倉敷市は再び、市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかける横断幕を掲げました。
JR倉敷駅前のほか、市内各地域で人通りの多い横断歩道橋など、市内16カ所に掲示しています。
緊急事態宣言を受け、倉敷美観地区にある大原美術館は、きょう27日から臨時休館となりました。
休館は9月13日までの予定です。
また、倉敷市立美術館もきょうから休館で、会期中の展覧会はすべて打ち切りとなりました。
次回予定の展覧会も会期をずらして実施予定です。
倉敷市内6つの図書館はいずれも開いていますが、きょうから窓口を除いて閉鎖され、本の閲覧ができない状態にしています。
「本日から9月12日まで縮小開館で、ご予約の本の受け取りと返却のみとなります。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」
今月20日からの「まん延防止等重点措置」の期間中は、通常通り本の貸し出しを受け付けていて、中央図書館では連日週末並みの来館者で混雑していたそうです。
ただ、きょうは来館者がまばらで、手短に本の受け取りや返却を済ませていました。
倉敷市以外の公共施設の状況です。
総社市の図書館も、27日から予約による貸し出しと返却のみの利用制限がかかっています。
また、吉備路郷土館などの文化施設や、市内すべての公民館、福祉施設が27日から休館。
スポーツ施設は全国大会につながる大会を除き、28日から利用できなくなります。
玉野市は、23日から公民館や渋川マリン水族館など、多くの公共施設で臨時休館していて、図書館の利用も引き続き制限します。
早島町は、中央公民館、図書館など、町内19の施設を27日から臨時休館にしました。
ふれあいの森キャンプ場は30日から休園となります。




