倉敷市在住の書道家を中心に活動する、倉敷書道協会の書道展が倉敷市立美術館で開かれています。
倉敷書道協会が年に1回開催していますが、去年はコロナのため中止しています。
2年ぶり71回目の今回は、倉敷書道協会の会員、111人の作品が出品されています。
ジャンルは、漢字・かな・近代詩文など様々で、それぞれが筆や墨、紙などにもこだわって書いた個性溢れる作品です。
字を書いて、木に彫る刻字という方法を使った立体的な作品も出品されました。
また、古典を見て昔の人の字の雰囲気や形を真似ながら書いた「臨書」も、多く展示されています。
こちらは倉敷書道協会の会長水川桃邨さんの作品です。
「喜怒四時に通ず」というこの漢詩には、喜びや怒りは自然にあるものだという意味が込められています。
第71回倉敷書道協会書道展は今月22日(日)まで倉敷市立美術館で開かれます。




