停滞した前線の影響によりきょう(14日)も断続的に強い雨が降りました。
きのう(13日)、倉敷市内全域に警戒レベル3、高齢者等避難が発令されたのに続き総社市ではきょう(14日)、正午に一部地域への避難指示が出されました。
倉敷市はきのう(14日)土砂災害の危険性が高まるとして市内全域の山沿いに警戒レベル3、高齢者等避難を発令しました。
避難所には一時、45世帯、77人が避難し万が一に備えました。
また、総社市の昭和地区では高梁川の増水による洪水と土砂災害の危険が高まったためきょう(14日)、正午に地区内の1295世帯、2838人に対して警戒レベル4、避難指示が出されました。
昭和地区住民の避難所は昭和中学校・水内分館となっています。
また、倉敷市では降り始めから午後2時までで129ミリを観測していて川の水位が上昇しています。
高梁川は、午後5時現在、倉敷市酒津付近で8.83メートル総社市日羽で8.91メートルとなり、ともに、はん濫注意水位を超えています。
危険ですので、川には近づかないようにしてください。
また、大雨による交通の乱れも発生しています。
倉敷市酒津や総社市三須、槇谷と吉備中央町を繋ぐ道などが冠水などにより通行止めとなりました。
この他、伯備線の一部区間が終日運転取りやめとなりました。
今後の天気についてです。
岡山地方気象台によると県南部ではきょう(14日)の夜遅くからあす(15日)の朝方にかけて雨脚が強くなる見込みです。
あすの昼過ぎまでは所によって雨が降りますがそれ以降はおおむね止む予報です。
きょう(14日)、午後6時からあす午後6時までに予想される24時間の降水量は多い所で100ミリとなっています。




