来年4月から玉野市では、家庭ごみが有料になります。
有料化開始を前に、市民向けの説明会が始まりました。
玉野市では新型コロナの影響で1年延期されていた家庭ごみの有料化が来年4月1日から始まります。
玉野市は現在、1人の1日あたりのごみ排出量が岡山県内で最も多くなっています。
そこで今回、「市が指定する有料のごみ袋」を使うことによってごみを減らす方法を取り入れることにしました。
「ごみ袋の有料化」はすでに県内15市のうち12市が導入しており、ごみを減らし、分別を促進する効果が実証されています。
玉野市が収集する「燃やせるごみ・燃やせないゴミ・資源化物・粗大ごみ」の4種類のごみのうち、今回から有料ごみ袋でごみを出す必要があるのは燃やせるごみと燃やせないごみです。
資源化物は今までどおり無料で、粗大ごみは有料で収集・処分されます。
これによって今まで燃やせるごみなどに紛れ込んでいた資源化物などのごみの分別が進むことが期待されます。
また、ごみ処理費用がごみ袋の料金に含まれているのでそれぞれのごみを出す量に応じて負担することになり費用負担の公平性も確保されるという仕組みになっています。
市の指定する有料のごみ袋、有料指定袋のサイズは5リットルから45リットルまでの5種類です。
値段は一番大きい45リットルサイズで10枚500円で販売されます。
今回の、有料化を前に市民説明会が始まりました。
1回目の中央公民館で開かれた説明会ではごみの有料化制度についての詳しい内容や、よくある質問についての一問一答などを説明動画を使って詳しく紹介していました。
また、動画の視聴後には参加した市民と市の職員による質疑応答も行われました。
家庭ごみ有料化制度の説明会は9月末まで7ヵ所の会場で順次行われます。
次回は8日(日)玉野市立中央公民館です。
また、説明会で放映される家庭ごみ有料化についての説明用動画はYouTubeの玉野市公式チャンネルでも見ることができます。




