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池田遙邨 旅からうまれた秀作展

倉敷市出身の日本画家 池田遙邨が生涯を通して描いた日本各地の風景を集めた展覧会が倉敷市立美術館で開かれています。

池田遙邨は旅を愛した画家で全国各地を訪れた時に写しとったスケッチをもとに多くの風景画を残しています。
会場には、遙邨が20代の時から亡くなる直前までに描いた風景画31点が展示されています。
歌川広重に憧れていた遙邨は30代前半に東海道を歩いて旅し、画集「昭和東海道五十三次」を完成させました。
スケッチ画も残っている東京都、品川を描いたこちらの作品ではさまざまな気象を絵に取り入れた歌川広重にならい町全体を雪で覆っています。
また、若い時には見た景色をそのまま描き写すことが多かった遙邨ですが歳を重ねるにつれ自身の主観を取り入れた独創的な構図の絵を多く描きました。
こちらは、山口県にある錦帯橋を描いた作品です。
アーチ状の橋の全景を捉えるのではなく遙邨は下から眺めた錦帯橋を描きました。
この他にも北海道から九州まで日本各地を描いた作品が並び遙邨の画風の変化と共に楽しむことができます。
「池田遙邨 旅からうまれた秀作展」は今月29日まで倉敷市立美術館で開催されています。

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  • 放送日:2021/08/02(月)
  • 担当者:土岐和也
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