夏の高校野球岡山大会きょうは準決勝2試合が行われ、倉敷商業は延長11回、劇的サヨナラ勝ちで創志学園を破り、決勝進出を決めました。
1点を追いかける倉敷商業は8回、創志のエース・川端に対しファーボールとヒットで1アウト1・2塁として、4番・藤森がフルカウントからセンター前に運び、三塁ランナーの池上が帰って同点に追いつきます。
続く5番・弓取がレフト前へ運び、山下が生還。この回、一気に逆転します。
創志は9回意地を見せます。2アウトランナー2塁で、代打・永田がライト前ヒットを放ち、土壇場で3対3の同点とします。
試合は今大会初の延長戦に入り、10回表、創志は2アウト満塁のチャンスで、再び代打を送りますが、先発のエース・永野がなんとかしのぎます。
11回裏、倉商は、創志の2番手ピッチャー・河野から、先頭の今田が出塁。送りバントで2塁に進め、打席には、ここまで180球を超える粘りの投球を見せてきた、エース・永野。初球でした。打球はセンターの頭上を越え、今田がホームイン。
3時間半の激しい戦いに決着をつけた倉敷商業。秋と春の県大会で敗れた創志学園に雪辱を果たし、夏の甲子園出場に王手をかけました。
決勝戦は、初のベスト4進出の就実を圧倒したおかやま山陽と、25日午前10時から対戦します。
<試合結果>
おかやま山陽8-0就実(7回コールド)
倉敷商4x-3創志学園(延長11回サヨナラ)




