いよいよ今週金曜日の23日、東京オリンピックが開幕します。
総社市では事前キャンプを行うギニアビサウ共和国の柔道選手がやってきました。
選手を乗せた車が、手作りの小旗に迎えられて総社市武道館に到着しました。
総社市で事前キャンプを行うのはギニアビサウ共和国の柔道選手タシアナリマセザール選手です。
東京オリンピックの柔道女子52キロ級に出場します。
ギニアビサウ共和国は日本からおよそ1万4千キロ離れた西アフリカに位置する国です。
歓迎セレモニーでは市民や市の職員などが出迎え総社市の片岡聡一市長が激励しました。
環太平洋大学のチアリーディング部による応援パフォーマンスが行われたほか、片岡市長からは「闘魂」と書かれた力強いメッセージを、セザール選手からは母国の国旗が描かれたマスクを互いに手渡しました。
応援を受けたセザール選手は2016年のリオオリンピックに続き2大会連続の出場となる今回のオリンピックへの意気込みを話しました。
総社市でオリンピックの事前キャンプが行われるのは今回が初めてです。
初めて迎える外国からのオリンピック選手に地元市民の気持ちも高まります。
歓迎セレモニーの後は公開練習が行われました。
セザール選手はあす20日に選手村へ出発し、25日の試合に備えます。




