きょう総社市は12歳から15歳の子どもたちへの新型コロナワクチン接種を8月から行うことを決定しました。
総社市では先月3日の記者会見で12歳から15歳の子どもたちへ学校での集団接種を行うと明らかにしましたが、批判や、不安の声が全国から相次いだため、再検討していました。
再検討の間、総社市は6月中旬に12歳から15歳の子どもがいる家庭2700軒を対象にワクチン接種の希望状況や接種方法などのアンケートを実施しました。
子どものワクチン接種について希望するがおよそ3割、今後の状況により判断すると答えた人が5割ほどを占めている結果を踏まえて子どものワクチン接種について方針案をかためました。
方針案では、当初の「学校での集団接種」を取りやめ、市内の医療機関での個別接種と、7月中旬からはじまる64歳以下の集団接種会場とは別に18歳未満向けの集団接種会場を8月にもうけて対応します。
また、ワクチンを接種した子としていない子との差別化防止のため、副反応による欠席の配慮やワクチン接種の有無が学校行事への参加要件にしないことなどが上げられました。
会議では方針に賛成する一方で、子どもたちへのワクチン接種の理解を深めるための教育が必要であるとの声も上がりました。
総社市は協議内容について今後検討していくとともに12日(月)から対象となる子どもたちの各家庭に接種券を発送、19日(月)からは市のコールセンターで予約受付を開始します。
12歳~15歳の子どもたちのワクチン接種は8月から始まる予定です。




