豪雨災害から3年の節目に倉敷市真備町川辺地区のまちづくり推進協議会が災害記録誌を作成し、倉敷市の小中学校などに寄贈しました。
マービーふれあいセンターでの追悼式終了後、寄贈式が行われ、川辺地区まちづくり推進協議会の加藤良子会長が、伊東香織倉敷市長に災害記録誌100冊の目録を手渡しました。
「川辺地区災害記録誌災害を忘れないで」は、A4判20ページで、浸水、救助、再建など、テーマごとに構成しています。
記事は、地区の住民20人ほどからインタビューした内容をもとにしていて、住民が撮影した被災当時の写真も載せました。
また、1893年の大洪水など、これまでに川辺地区で起きた水害の歴史もまとめています。
まちづくり推進協議会のメンバー9人が編集委員を務め、去年11月から取材・編さん作業を進めてきました。
3000冊発行し、このうち100冊を防災教育に役立ててもらおうと市に寄贈しました。
倉敷市は、市内すべての小中学校と市立図書館などに置く予定です。
寄贈した以外の災害記録誌は、川辺地区まちづくり推進協議会の会員に配布するということです。




