倉敷市藤戸町にある藤戸寺では沙羅の花になぞらえられるナツツバキが見ごろを迎えています。
源平合戦ゆかりの地である藤戸寺では、平家物語に登場する「沙羅の花」、日本ではナツツバキに例えられる花が咲いています。
沙羅の花は、早朝に花をつけ、夕方には花を落とします。
藤戸寺のかけ軸には「幸せは静かなるもの沙羅の花」という俳句があり、見る人の心に幸せを運ぶとも言われています。
また現在は半夏生も見ごろを迎えており、6月いっぱいまで沙羅の花と半夏生が共に咲いています。
藤戸寺では、毎年花の開花に合わせ「沙羅の花を観る会」を開催していましたが、新型コロナの影響で2年連続の中止となっています。




