色鉛筆教室「哲彩会」のメンバーによる展示会がリブ総社店で開かれています。
8回目になる今回の展示会では総社の美しい風景を描いた、「総社百景」を始め、人物画や動物画まで哲彩会のメンバー25人のおよそ60点の作品が展示されています。
哲彩会は倉敷市の色鉛筆画家岩田哲也さんが開いている色えんぴつ画の教室です。
20代から90代まで幅広い年代の人が、デッサンをせず写真を正確に複写して描くという手法を使って、まるで写真のようなリアルな作品を制作しています。
岩田さんが指導するえんぴつ画の特徴は、何色もの色を混ぜて色の深みや魅力を引き出すことです。
色鉛筆を回転させながら書いたり色鉛筆や紙の種類にもこだわったりすることで色が混ざりやすくなり、写実的な絵を描くことができるそうです。
こちらは、今回の「総社百景」のために写真を提供している山田ゆきゑさんが総社のカラー畑を描いた作品です。
葉に滴る水滴を丁寧に描いたり葉の色を何度も何度も重ねたりすることで生き生きとした様子を表現しています。
哲彩会の展示会はリブ総社店で今月20日まで開かれています。




