倉敷美観地区のカフェ&ギャラリー青い鳥で梅雨のどんより感を吹き飛ばす作品展が開かれています。
カフェ&ギャラリー青い鳥では、2019年のオープン当初から毎月1回テーマを設けて作品展を開いてます。
今回のテーマは「雨と虹」。
雨上がりの空にかかる虹を見つめる猫の油絵や、どんよりとした雨雲にアジサイの優しい色合いが溶け込んでいる水墨画、雨の日になるのが待ち遠しくなってしまうような可愛らしい傘立てなど店内には、倉敷市中心の16人の作家による梅雨を楽しめるような様々な作品が並びました。
倉敷美観地区をモチーフにした作品が多い中、こんなユニークな作品も。
こちらの作品には「偉人たちの雨・虹」とタイトルがつけられています。
誰もが知っているエジソンやモーツァルト、雪舟などの偉人がつぶらな瞳のかわいいパペット人形に仕上がっています。
人形の足元に添えられたカードには、作家が考えた偉人たちの遊び心あふれる雨の日のイメージが書かれていて、それぞれの梅雨の過ごし方に想いを馳せることができます。
また、目が見えない方でも楽しんでもらえるように点字カードも添えられています。
続いて「瀬戸内の日の出」を描いているこちらの作品。
一見油絵のようにも見えますが実は色鉛筆で描かれています。
画用紙の凹凸が目立たなくなるまで何度も何度も色を塗り重ね、奥行のある作品となっています。
「青い鳥展―雨・虹―」は今月20日(日)まで開かれています。




