玉野市の新しい学校給食センターの建設工事が始まるのを前に、安全祈願祭が行われました。
新しい学校給食センターは、玉野市築港の玉野競輪場南にある旧第六駐車場に建設されます。
安全祈願祭には、玉野市と給食センターを運営する会社の関係者あわせて11人が出席し、鍬入れなどをして工事の安全を祈りました。
玉野市では、現在2カ所の共同調理場で給食を作っていますがいずれも建設から50年ほど経っています。
設備の老朽化も激しく、アレルギー対応の給食が提供できないことなどから、市内1カ所に集約した新しい給食調理場を整備することにしました。
建物は平屋建て、床面積2016平方メートルの規模です。
1日で3800食分を、市内すべての小中学校21校に供給します。
アレルギー対応食は50食提供可能です。
食育推進のための研修設備も設けます。
運営は、民間企業7社でつくる特別目的会社「玉野学校給食サービス」に委託し、設計から建設工事、そして完成後の保守もすべて任せます。
新しい給食センターは来年6月に完成予定で、来年9月から各学校への提供をはじめたい考えです。




