倉敷市保健所の吉岡所長へのインタビューです。
倉敷市で4月から増加した新型コロナウイルの感染状況、そして、先月から始まったワクチン接種の現状について聞きました。
倉敷市の新型コロナウイルスの感染者数は4月中旬から増加しはじめ5月は連日2桁となりました。
5月8日には1日54人とピークなり市内で感染が拡大しています。
倉敷市保健所の吉岡所長は感染拡大の要因としてゴールデンウィークの人の動きが影響していると考えています。
倉敷市内の感染の大半は変異株で、変異株にはこれまで以上の注意が必要と話します。
倉敷市の新型コロナウイルスの感染によって亡くなった方は38人で、このうち28人が5月の1ヵ月間で亡くなっています。
これには変異株が関係しているのではと考えています今後の新型コロナウイルスへの対策としてはワクチンの早期の接種を進めていくことが一番の決め手となると言います。
新型コロナウイルスのワクチン接種は5月30日までに1回目の接種を終えた人は2万300人となっています。
接種した人の中には発熱などの副反応が1日、2日出るケースもありますが、積極的に接種して欲しいと言います。
65歳以上のワクチン接種は7月末までに終える計画です。
集団接種や接種できる医療機関を増やしていく一方で課もあると言います。
今は感染者数が穏やかになっていきていますが引き続き気を緩めないでほしいと話します。




