総社市のヒイゴ池湿地では、日本で一番小さいトンボ「ハッチョウトンボ」が飛び始めています。
ヒイゴ池湿地はおよそ1ヘクタールで400種以上の植物と800種以上の昆虫が生息しています。
ハッチョウトンボはヒイゴ池湿地のなかでも、水源に近く、比較的低い草が生えている場所を好むそうです。
ハッチョウトンボは体長2センチにも満たない準絶滅危惧種に指定されている貴重な昆虫です。
オスは鮮やかな赤色で、メスは茶褐色で黄色や黒色の横縞があります。
今月18日頃から3、4匹ほどが見られるようになりました。
湿地の保全活動に取り組む北の吉備路保全協会によると、現在およそ30匹のハッチョウトンボを確認しています。
ハッチョウトンボは6月中旬に一番たくさんの姿が見られるそうです。




