あす(26日)夜、月全体が地球の影に入る現象「皆既月食」を日本では3年ぶりに観察することができます。
また、あすは、1年を通して月が最も地球に近づいた時の満月「スーパームーン」のタイミングも重なります。
このスーパームーン皆既月食の楽しみ方を倉敷科学センター学芸員の三島和久さんに伺いました。
「皆既月食」は、太陽・地球・月が一直線に並んだ時に地球の影の中に満月が入り込み月の表面に太陽光が当たらなくなる現象です。
この時、月は真っ暗になるのではなく赤黒い色に染まるのが「皆既月食」の特徴です。
そして、今回の「皆既月食」は満月が大きく見える「スーパームーン」とタイミングが重なっています。
岡山県では、あす(26日)午後7時1分から月が顔をのぞかせ皆既月食は午後8時9分から8時28分までの19分間、見られる見込みです。
「皆既月食」は、望遠鏡や双眼鏡がなくても十分に楽しむことができるそうです。
また、倉敷科学センターのホームページでは施設屋上からのライブ映像を配信するほか皆既月食の観測用紙も配布しています。




