きのう(19日)、岡山市で始まった東京オリンピックの聖火セレモニーは新型コロナの影響で公道での走行は無くなり、代わりに開かれた式典は聖火の受け渡しのみ行う「トーチキス」で聖火をつなぎました。
初日の様子をご紹介します。
岡山県の最初のランナーはロンドンオリンピック女子マラソン代表の重友 梨佐さんです。
2番目のランナーのトーチにゆっくりと聖火をつなぎました。
岡山県の聖火リレーは当初今月19日と20日に12の市と町を走る形式で実施する予定でした。
しかし新型コロナウイルスの感染拡大を受け、規模を縮小して行われました。
初日のきのう(19日)は岡山市や倉敷市、総社市を走る予定だったランナーが参加し1列に並んでトーチを重ねる「トーチキス」で聖火をつなぎました。
ランナーは数メートルの間を歩いて聖火を受け渡すと、思い思いにポーズをとってオリンピックへの思いをつなぎました。
倉敷市の最初のランナーはバンクーバーオリンピックフィギュアスケート銅メダリストの髙橋 大輔さんです。
オリンピアンとしての想いなど髙橋選手が聖火をつないだのはモスクワオリンピック陸上男子代表の長尾 隆史さんです。
日本がモスクワ大会の参加をボイコットしオリンピックに出られなかった思いを聖火に込め、東京オリンピックに臨む選手たちにつなぎました。
その他のランナーも聖火をしっかりとリレーし笑顔でポーズを決めました。
この日の最後はロサンゼルスオリンピックの男子体操で金・銀・銅のメダルを獲得した森末 慎二さんが聖火皿に火を灯し、初日のセレモニーを終えました。
岡山県での聖火セレモニーはきょう午後3時から津山市で行われていて玉野市を走る予定だった 聖火ランナーなどが参加しています。




