本格的な雨のシーズンに入り、倉敷市真備町川辺地区では「黄色いタスキ」を使った安否確認訓練が行われました。
訓練は、その名も「黄色いタスキ大作戦」。
西日本豪雨災害で得た教訓を生かし、地域課題や防災について活動する住民グループ「川辺復興プロジェクトあるく」が初めて企画しました。
川辺地区のおよそ1350軒に事前に配布された、災害時に無事を知らせるためのタスキを午後1時に玄関先に結びつけてもらい、民生委員などが地区内を回ってタスキを掲げた家の軒数を数え安否を確認するというものです。
集計の結果、タスキが配布された1341軒中882軒が参加し訓練の参加率は65・8%でした。
今回の訓練は準備の課程などを通して、川辺地区内や家族間でコミュニケーションを密にとってもらうのが狙いです。
川辺復興プロジェクトあるくは「逃げ遅れゼロの川辺地区」を目指す取り組みとして、今後もタスキを使っての訓練を続けていくということです。




