西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の民家では、庭を復活させてバラが咲き誇っています。
色とりどりのバラのアーチが出迎えてくれるのは倉敷市真備町辻田の髙杉さん宅です。
この家の髙杉由美子さんが毎日手入れして育てています。
髙杉さんは西日本豪雨災害以前20年以上洋ランのハウス栽培をしていました。
西日本豪雨で自宅と庭が浸水し、ハウスの管理も難しくなったためランの栽培はやめて2019年10月に再建した自宅に戻ってからはこれまで洋ランの傍らに庭の端で育てていたバラの栽培に転換しました。
今はバラだけで30種類以上、そのほかジキタリスや草花を合わせイギリス庭園をイメージした庭づくりを心掛けています。
この日はバラ仲間の友達が見に来ていました。
庭のデザインも髙杉さんが1から考えています。
被災したレンガを活用したほか新しくアーチを取り入れたり花の種類を増やしたりしながら庭づくりを通して被災から少しずつ前進しています。
髙杉さんの庭のバラは今週いっぱいまで見ごろということです。




