倉敷美観地区の宵待ちガーデン内に吉備国ゆかりの幅広い文化財を展示するミュージアムがオープンしました。
町屋風の外観がレトロな「きび美ミュージアム」は吉備国ゆかりの作家や文化財をたくさんの人に知ってもらおうときょう29日に開館しました。
開館を記念し「吉備と出会う」をテーマにした記念展が開かれ、戦後、倉敷のまちづくりに関わった故・山田眞常氏のコレクションから弥生時代から現代にいたるまでの焼き物や書、古代資料などおよそ80点が展示されています。
こちらの埴輪は古墳時代初期の4世紀に岡山市北区足守の古墳から出土したもので、勾玉のような透かし文が珍しい作品です。
館内は展示スペースだけでなく喫茶や、ワークショップなどに利用可能なホールが備えられているほか、茶室では早島町出身の日本画家故・木村丈夫氏の屏風作品を期間限定で公開しています。
きび美ミュージアム臼井洋輔館長「きび美ミュージアム開館記念展I」は、6月27日(日)までです。
ミュージアムの開館時間は午前10時から午後6時休館日は月曜、火曜となっています。




