新型コロナウイルスの感染状況です。
きょう(29日)倉敷市ではあわせて26人が感染し、累計患者数が1000人を超えました。
また、新たに市内の病院でのクラスター発生も報告されたほか、また、総社市で5人、玉野市で2人の陽性判明が発表されました。
倉敷市で陽性が判明した26人のうち、感染経路がわかっていないのは20代から80代までの15人です。
また、これまでに感染した患者の濃厚接触者や接触者として検査を受けた11人の陽性が確認されました。
このうち、市内19例目、接待を伴う飲食店のクラスターでは、従業員である市内20代女性と玉野市の20代男性、総社市の20代女性の2人が判明したほか、27日に感染が公表された50代男性も利用客として関係することがわかり、クラスターによる感染者は合計9人となりました。
また、市内20例目、高齢者福祉施設のクラスターでは、70代女性と市外に住む1人の感染を確認しました。
このクラスターによる感染者は合計8人となりました。
きょう発表された感染患者の年代別は、80代4人、70代4人、60代3人、50代1人、40代5人、30代4人、20代5人となっています。
感染経路不明の80代女性が中等症のほか、軽症が22人、無症状3人です。
なお、現在までに分かっている濃厚接触者は45人です。
倉敷市の感染者数は、4月29日の時点で1011人、入院90人、宿泊療養施設に入所88人、自宅療養60人、調整中3人、退院・退所761人、死亡が9人となっています。
また、きょうの発表では倉敷市内の病院で市内21例目となる新たなクラスターが発生したと発表しました。
14日から27日までの間に感染が公表されている市内に住む6人と市外の2人が、4月13日に外来を受診、または病院で勤務したことがわかり、病院側が保健所に報告したものです。
今後、同じ日に病院を訪れた患者と関係者の検査を行う方針です。
総社市では、県内67例目のクラスターとなった高齢者入所施設で、従業員1人の感染が新たにわかりました。
これで合計7人となりました。
また、25日に陽性が公表された30代女性の同居家族である10代男性の感染が判明しました。
症状はありません。
このほか、感染経路不明の40代男性と、同居する40代女性の感染もわかりました。
2人に関係する濃厚接触者は4人です。
総社市での感染者は、これで118人になりました。
また玉野市では、70代女性の陽性が確認されました。
24日にせきやのどの痛みを発症しています。
感染経路はわかっていません。
濃厚接触者は同居の家族1人です。
玉野市の感染者は78人になりました。
このほか、岡山市43人、真庭市で19人、瀬戸内市、高梁市、津山市、吉備中央町でそれぞれ1人の感染が判明し、きょう(29日)は県全体で99人となりました。
過去2番目の多さです。
4月に入ってからの累計は1189人で、県内の感染者数はのべ3872人、亡くなった方は1人増えて41人となっています。




