倉敷市内で活動する透明水彩画愛好家の2つのグループによる作品展『南彩会展』が倉敷公民館で開かれています。
『南彩会展』はくらしき健康福祉プラザを拠点に活動する「新南水会」と「友彩会」が2つの会の作品の発表や交流の場にしようと、それぞれの会の文字を一字ずつとって2005年から開いてるものです。
今回は2つの会の会員20人が2作品ずつ、40点を展示しています。
透明水彩画は白色は基本的に使わず描く紙の白色を利用し、 絵の具を溶く水の量を調整しながら「ぼかし」や「にじみ」「塗りむら」、「濃淡」などを使い多彩な表現をします。
『南彩会展』は毎回、春に開かれていて作品のテーマも春にちなんだものとしています。
今回出展した中で最高齢90歳の飽浦幸子さんは春の訪れを告げる花とされる黄色が鮮やかなミモザを描きました。
ふわふわとした房状の花を柔らかいタッチで見事に表現しています。
このほかにも倉敷美観地区や備中国分寺の春の風景、季節の花を描いた作品など、会員たちの力作が並びます。
透明水彩画をPR『南彩会展』は今月25日(日)まで、倉敷公民館1階展示室で開かれています。




