きょう(18日)は総社市の会社の寮でクラスターが発生しました。
このほか、倉敷市で12人、玉野市で2人の感染が発表されています。
総社市で発生した県内62例目となるクラスターです。
16日に同じ会社に勤める20代の男性と女性2人の感染が判明したのを受け、同じ会社の寮に入っているすべての従業員を対象に検査したところ、18日午前までに20代男性15人、20代女性4人、30代女性1人の合計20人が陽性とわかりました。
いずれも軽症か無症状で、宿泊療養施設に入所、または調整中です。
寮の感染者は合計22人となりました。
この会社は不特定多数と接触する職場ではありませんが、県では職場内の感染拡大がないか、今後検査を行う可能性があるということです。
また、玉野市で発生した高齢者通所介護施設のクラスター関連では、17日に公表した50代女性の職場の同僚2人が感染しました。
いずれも軽症で、50代女性は入院、40代女性は宿泊療養施設に入りました。
県は2次感染とみており、他に感染者がいないか、利用者と職員を対象に調査を広げる方針です。
県は会見を開き、相次ぐ職場内クラスターについて、次のように呼びかけました。
変わって倉敷市です。
12人の陽性が判明しました。全員軽症です。
このうち、17日に市内15例目のクラスターと認定された接待をともなう飲食店では、新たに利用客2人の感染がわかりました。
これで陽性者数は8人となりました。
市内16例目、知人宅での会食によるクラスターでは、新たに1人の感染がわかりました。これで陽性者数は11人となりました。
このほか、4月6日に発表された50代男性の同居家族2人が陽性と判明。
2人とも宿泊療養施設に入りました。
40代男性は岡山県外で感染が判明した人の接触者で、自ら医療機関を受診し、感染が分かりました。
また、20代男性と同居の家族である20代女性の陽性が判明しました。
濃厚接触者は同居家族1人と職場の同僚3人です。
30代男性、60代男性など4人は、感染経路がわかっていません。
濃厚接触者は合計11人います。
倉敷市の感染者数は、4月18日の時点で784人になりました。
このうち、現在入院中が45人、宿泊療養施設の入所が20人、自宅療養中が18人入院入所の調整中が4人退院や退所などが691人、死亡が6人となっています。
このほか、県内では岡山市で20人、高梁市、新見市でそれぞれ2人、赤磐市、真庭市、和気町でそれぞれ1人感染が発表されました。
きょうの県内の1日の感染確認は合わせて61人となりました。
県内で1日の感染者が60人を超えるのは今年1月9日以来で、過去4番目の多さです。
4月に入ってからは、18日までに累計521人となりました。
県内の感染者数はのべ3214人となっています。




