倉敷市児島通生にある真言宗のお寺般若院で、春の大祭にあわせ、恒例の書道・華道展が開かれました。
般若院客殿には本山 瑞峰名誉住職が開いている書道教室の生徒の作品24点が展示されています。
5歳の幼稚園児によるかわいらしい硬筆から、小学校高学年による力強い筆運びの書道作品まで春にちなんだ言葉を書いた様々な力作が並びます。
子どもたちを指導している本山名誉住職は6点の作品を出展しました。
なかでも児島88ヵ所霊場を舞台にした映画「石だん」の題字に採用された作品も展示されていて、4月の公開を記念しています。
このほか京都の仁和寺を家元とする華道 御室流の生け花も展示されていて、地元住民が春の華を使った生け花作品11点を並べました。
般若院の書道・華道展は、毎年3月の第4日曜日に行われる釈迦への感謝を示す祭「涅槃会」にあわせて、開いていて、今回で34回目となります。




