今年度で解散する「郷土の中高校生にクラシック音楽をプレゼントする会」略して「クラプレの会」は、西日本豪雨で被災した倉敷市真備町のマービーふれあいセンターへピアノの購入費などを寄付しました。
クラプレの会の黒住 宗晴会長から倉敷市の伊東 香織市長へ寄付金1000万円が贈られました。
合わせて、倉敷市からクラプレの会へ感謝状が贈られました。
寄付金は西日本豪雨で1階部分が浸水した真備町の文化施設マービーふれあいセンターの2つのホールに設置する新しいピアノの購入費と水没したピアノの修理費に充てられます。
クラプレの会は倉敷でクラシック音楽会を主催してきた「くらしきコンサート」の有志が創立10周年を記念し、地元の子どもたちに一流の音楽に親しんでもらおうと平成5年に立ち上げました。
これまでに1万人を超える子どもたちに無料招待のチケットを贈る活動を続けてきました。
「くらしきコンサート」の音楽会が今年度で終了することに伴い、「クラプレの会」も解散となりましたが、これまでに集まった会費を被災地の復興に役立ててもらいたいと倉敷市に寄付しました。
去年3月から復旧工事にとりかかり今年5月に完成のめどが立っているマービーふれあいセンターは、6月24日に開館します。
開館日には式典が開かれ、真備町出身のピアニストなどによる演奏会が行われる予定です。




