倉敷市の葦高小学校が卒業記念として空に上げたバルーンが、遠く三重県まで届きました。
およそ250キロ離れた場所でバルーンがつないだ思いを取材しました。
KCTで今月19日に取材し放送した倉敷市の葦高小学校の卒業式のニュースです。
卒業式のあと学校創立50周年を記念して卒業生がメッセージを書いたバルーンを校庭から放ちました。
そしてきのう21日。
KCTニュースのネット記事を見た三重県の御浜町で羊の牧場を経営する方からKCTに1通のメールが届きました。
20日の午後に葦高小学校卒業記念の風船がうちの牧場に到着しました。
ずいぶん遠くまで飛んできたものだと驚いております。
直接学校に電話するのが少し恥ずかしかったものですから、そちらのネットニュースの記事を見て連絡させて頂きました。
小学校関係者と風船を飛ばした本人に風船が三重県の羊さんたちに届いたことをお伝えいただけると嬉しく思います。
19日に倉敷市から放ったバルーンが直線距離にしておよそ250キロを1日かけて移動し三重県に届いたことがわかりました。
私達は早速葦高小学校に届いた写真とメッセージを伝えにいきました。
そして先生たちはメッセージを書いたのは6年1組の廣兼あみさんであることを特定してくれ本人へ伝えてくれました。
担任の先生によると廣兼さんは「うれしかった」と話しさっそく地図帳を開いて三重県の場所を調べていたそうです。
私達はその後バルーンを拾った三重県の牧場の方へ学校の先生の声や廣兼さんの様子を伝えました。
拾ったのは三重県でひつじみかん牧場という観光牧場を営む夫婦で牧場近くで偶然発見したそうです。
バルーンを受け取った北見さんは倉敷市に来たことが一度もないそうで、また足を運んでみたいと話していました。




