今月1日から7日までは春の火災予防運動週間でした。
総社市消防本部はきょう(12日)、天満屋リブ総社店と合同で消防訓練を行いました。
訓練は、天満屋リブ総社店の3階から出火したとの想定で総社市消防本部の署員やリブ総社店の職員などおよそ80人が参加し、行われました。
訓練ではまず、出火に気づいた職員が119番通報と館内での火災発生を知らせる放送を行い、職員は買い物客を誘導しながら屋外へ避難しました。
その後、通報を受けた消防本部の署員などが到着し、店舗内の消火活動と逃げ遅れた人の救出にあたります。
今回の訓練では、去年10月に導入されたバケットへの移動をより安全に行うことができる最新のはしご車を使い屋上に逃げ遅れた人の救出が行われました。
この他、ロープを使った3階からの救出なども行われ、参加した署員と職員はいざという時の適切な対応と連携を確認していました。
総社市内では去年、死者が出る建物火災が4年ぶりに発生しています。
また、今年に入ってから野焼きなどが原因の火災が7件発生していて、総社市消防本部では、慎重な火の取り扱いを呼びかけています。




