倉敷市で唯一の美容専門学校「倉敷ビューティーカレッジ」の卒業式が、倉敷市民会館で行われました。
今年度卒業するのは、美容師を目指す美容師養成科と、ネイリストや美容部員などを目指すビューティー専科の学生あわせて90人です。
それぞれの過程・コースの代表者が卒業証書を受け取りました。
今年は、新型コロナ対策として市民会館の大ホールを使って間隔を取り、出席者に人数制限を設けて開催となりました。
有宗義徳校長は、「これから仕事で悔しい思いをすることもあると思います。
その悔しさをエネルギーにできる人であって欲しい」とはなむけの言葉を贈りました。
そして、式に参加できなかった在校生を代表して美容師養成科1年の岡本海万さんが送辞を述べ、卒業生代表として美容師養成科2年の山下乃々花さんが、学生生活を振り返り、感謝の気持ちを伝えました。
美容師養成科の学生は、きのう(7日)国家試験を終えたばかりです。
今年度は、学外のコンテストや卒業制作発表会などが軒並み中止となり、さまざまな不安や困難を乗り越えて門出の日を迎えました。
学生の多くは、県内の美容室やネイルサロンに就職することが決まっています。
学生生活を共にした同級生や教員との別れを惜しみながらも、晴れ晴れしい表情で新たなスタートを切りました。




