総社吉備路文化館では企画展「雪舟の里総社 墨彩画入賞作品セレクション」が開かれています。
総社市では地元出身の水墨画家、雪舟の功績を後世に伝えようと「雪舟の里総社 墨彩画公募展」を平成8年から平成22年まで2年に一度、合わせて8回開催しました。
日本画家で文化勲章受章者の平山郁夫さんが審査員長を務めたこの公募展には毎回300点以上の応募があり、質の高い作品が集まりました。
去年、雪舟が生誕600年を迎えたことにちなんで、総社吉備路文化館には公募展の上位入賞作品から16点を選んで展示しています。
こちらは倉敷芸術科学大学大学院芸術研究科の博士課程を修了した飯間智美さんの作品です。
平成16年の第5回公募展で特選を受賞しました。
「静かなるきらめき」と題された作品は、一見大きな木が中心の作品に見えますが、様々な角度からじっくり見ると蝶などのたくさんの生き物が木の周りを飛び交っています。
このほかにも、国内外の気鋭日本画家による意欲溢れる作品を見ることができます。
企画展「雪舟の里総社 墨彩画入賞作品セレクション」は来月4日(日)まで総社吉備路文化館で開かれています。




