総社市で、認知症サポーターを養成する講座が開かれました。
認知症サポーターとは認知症に対する正しい知識と理解を持ち、できる範囲で手助けをする人のことです。
現在、総社市内には認知症と思われる人がおよそ2000人いると推定されていて認知症サポーターは8654人います。
総社市では認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをめざし、講座を定期的に開いていて、今回はおよそ70人が参加しました。
講座では、認知症には、女性に多いアルツハイマー型と男性に多い脳血管性の大きく2つの種類があることや、記憶障害や判断力低下などの症状を学びました。
また、認知症予防では発症のリスクを少なくすることが大切とし、「何をしたらよいか」ではなくどうやって刺激ある毎日を送るかが重要という話もありました。
そのほか、認知症の人との正しい接し方についてビデオを鑑賞し、優しい口調でおだやかに対応することを学びました。
総社市は、新年度も認知症サポーター講座を実施していく方針です。




