倉敷市のおかやまコープで平和とくらしについて学ぶ展示が開かれ、ドキュメンタリー映画を鑑賞しました。
おかやまコープの組合員でつくる「おかやまコープクラブ平和とくらし」は、環境問題や平和などについて定期的に学習しています。
年に一度開いている「平和とくらし展」では今年は、岡山市出身で太平洋戦争中に旧日本軍が建設したタイとビルマを結ぶ泰緬鉄道建設の陸軍通訳として派遣された故・永瀬隆さんのドキュメンタリー映画を鑑賞しました。
永瀬さんは、陸軍通訳として泰緬鉄道建設携わるなかで、旧連合軍捕虜や動員されたアジア人などに過酷な労働を強い、多くの死者を出した全容を目の当たりにし、戦後は、その償いと和解のためにタイを135回訪問し巡礼を続けました。
参加者は償いと和解に人生をささげた永瀬さんの晩年20年を目に焼き付けていました。
会場にはアフガニスタンの水資源確保に尽力した故・中村哲さんの写真など、平和や環境に関するパネルが展示されました。




