倉敷市立二万小学校の校長岡根誠さんが赴任した先々での思い出を版画にした作品展が真備町の二万分館で行われています。
瀬戸大橋が目の前に広がる下津井西小学校に勤務していた時の作品です。
こちらは琴浦西小学校で由加山に遠足に行った時の様子を作品にしています。
真備公民館二万分館には二万小学校の校長岡根誠さんの版画作品およそ20点が並んでいます。
岡根さんは大学生の時に版画の制作をはじめ教師になってからも毎年赴任した先の風景やそこで出会った児童の様子を作品にしてきました。
今回教師生活およそ40年間の思い出の作品を一堂に展示しています。
こちらは現在勤務する二万小学校の校門前の坂をイメージして制作した作品です。
巨大な特産のタケノコの周りには二万小と箭田小の児童が描かれています。
これは豪雨災害で被害を受けた箭田小の仮設校舎が二万小のグラウンドに建てられていたことからともに過ごした絆を表現しています。
また真備町の水害で感じたことも作品にしました。
作品から岡根さんのこれまでの教師生活の歩みを感じることができます。
会場には昔の同僚や教え子などもかけつけ当時を懐かしみます。
岡根さんは60歳を迎え今年度で定年となります。
退職後も制作を続けていきたいと話します。
岡根誠さんの版画作品展は今月23日と27日、28日に二万分館で開催しています。




