倉敷市のシルバー人材センターには会員が1つ1つ手作りした商品を安価で購入できるお店があります。
倉敷市笹沖にある倉敷市シルバー人材センターです。
市内に住む60歳以上の人に働く場所を提供していて現在およそ1550人の会員が活躍しています。
施設の中には、会員が自宅などで手作りした1000点あまりの商品を販売するお店があり、手の込んだ手芸や温かみのある木工などがずらりと並んでいます。
値段は会員が自分で決めていて、100円のものから4000円台とどれも安く設定されています。
76歳の石戸薫さんは植木の剪定の仕事で伐採した廃材を貰って作った作品を出品しています。
こうした商品の売り上げの9割は作り手である会員に支払われる仕組みで、会員であれば誰でも出品することができます。
しかし、今年度は新型コロナウイルスの影響でイベントの中止や客足が遠のいたことから店全体の売り上げは例年のおよそ3割程度となりました。
(ひまわり会)シルバー人材センターの中には20人ほどの会員が所属する手芸同好会「ひまわり会」があり、月に2回集まって作品作りを楽しんでいます。
倉敷市シルバー人材センターの「手作りの店」は平日の午前8時半から午後5時15分まで開いています。
(※月・水・木曜は事務室にお声がけください。)




