2月からの新型コロナウイルス感染拡大予防対策について岡山県の伊原木隆太知事が29日、緊急記者会見を開いて県民にこれまでの予防対策を引き続き取り組んでいくことへの協力を強く呼びかけました。
伊原木知事は、会見の冒頭で県内の感染状況はやや落ち着きを見せているものの医療崩壊を防ぐために感染者数、重症者数を減らしていかなければならないと強調しました。
現段階では、感染状況を示す4つのステージのうち岡山県は依然として、上から2番目の「ステージ3」を脱していないとのと見解を示しました。
県民への引き続いての協力のお願いは、緊急事態宣言が出されている地域との不要不急の往来や、大人数での会食の自粛、テレワークの推進などです。
1月8日付で決定した特措法に基づく協力要請を期限を限らず続けてほしいと呼びかけました。
なお、岡山県保健衛生部内にきょう(29日)付でワクチン対策室を設置したと発表しました。
15人体制で医療従事者などへの優先接種の準備や実施主体となる市町村の支援などに当たります。
また、会見では医療従事者向けのワクチン接種をする123医療機関が公表されました。




