今年で設立50周年を迎える倉敷成人病センターに新たな病棟が誕生しました。
倉敷成人病センターの東側に建設された新しい病棟は地上6階建てで、88床ある病床はすべて個室になっています。
医療体制の強化や受け入れ人数の増加を目的に2016年から建設プロジェクトを開始し去年12月に工事が完了しました。
新しい病棟には、眼科、婦人科、放射線センター透析センターなどが入っています。
このうち眼科では、外来から手術室、病室までのすべてを一体化した「アイセンター」が設置され新しい病棟ですべてが完結するようになっています。
また病室には、眼の手術後に上を向くことができない患者のため、病室の番号を足元で光らせる配慮も。
手術室には、患者の負担が少なく術後の回復を早めるため最先端の手術支援ロボットを導入します。
このほか、手術前の患者にリラックスしてもらおうと、木の温かみを感じられる落ち着いた内装となっています。
新しい病棟は来月1日から運用される予定です。




