きょう(14日)は、倉敷市で19人、総社市で3人の新型コロナウイルス感染が発表されました。
倉敷市では、新たに2件のクラスターが発生しています。
倉敷市で11例目となるクラスターは、11日に感染の発表があった60代倉敷市議会議員女性の事務所で発生しました。
12日に発表の接触者3人に続いてきょう(14日)は濃厚接触者で知人の70代無職女性の陽性が発表されました。
この事務所での感染が合わせて5人になったため、倉敷市ではクラスターの発生と判断しました。
17日の倉敷市議選への準備を進めている事務所です。
倉敷市保健所では市会議員が発症した3日から入院した9日までに事務所を訪ねた人の名簿の提供を受けていて、さらに調査と検査を進めています。
12例目のクラスターは市内の高齢者福祉施設で発生しました。
きのう(13日)発表の30代介護士女性と利用者の70代無職男性に続いて、きょう(14日)は、感染経路不明の50代介護士女性と施設利用者の90代男性2人と80代の女性2人と男性1人の陽性が発表されました。
この施設での感染患者は市外の1人を含めて9人になり、クラスターとなりました。
また、9例目の接待を伴う飲食店のクラスターでは、利用者の20代自営業男性の感染が分かりました。
このクラスターの陽性者数は31人になります。
このほか、これまでの感染患者の濃厚接触者として検査を受けていた30代自営業男性と、50代医療従事者男性、50代会社員男性、年齢など非公表の2人の陽性が判明しました。
また、感染経路が不明の7人の陽性が判明しています。
50代医療従事者女性と30代パート女性、30代会社員男性、60代無職女性、50代会社員男性、40代会社員男性の50代介護従事者女性の7人です。
きょう発表のあった19人は、軽症か無症状だということです。
倉敷市の感染者数は、1月14日時点で547人になりました。
547人のうち、現在入院または宿泊療養施設に入所している人が123人、退院や退所などをしている人が416人、死亡が3人となっています。
総社市で陽性が判明した3人は、いずれも県内39例目のクラスターが発生した岡山市内の飲食店の利用者でした。
このクラスターで感染した60代会社員男性の接触者として検査していました。
40代会社員男性はセキやのどの痛みがあり、軽症です。
40代自営業女性は、無症状です。
70代無職男性は、セキと鼻汁があり、軽症です。
総社市の感染者数は、32人になります。
このほか、きょうは岡山市で14人、津山市で1人、里庄町で1人の陽性が発表され、県内での感染確認はのべ1967人になりました。




