きょう(9日)は、倉敷市で11人、玉野市で8人、総社市で3人の新型コロナウイルス感染が発表されました。
倉敷市では新たに接待を伴う飲食店でクラスターが発生しています。
倉敷市がきょう発表した34人の陽性患者のうち30代から40代の男女4人は、今月6日に陽性が判明した接待を伴う飲食店で働く20代の女性アルバイトの濃厚接触者です。
4人はいずれも20代女性と同じ店で働く従業員で、倉敷市はこの店で合わせて5人の陽性が判明したため、10例目のクラスターと認定しました。
倉敷市によるとこの店は今月3日から休業しているということです。
また、今月5日に確認された市内8例例目のクラスターが発生した施術所で50代の男性1人の陽性が判明しました。
この施術所の陽性者数は7人となっています。
同じく5日に確認された市内9例目のクラスターが発生した接待を伴う飲食店で20代の男性会社員1人の陽性が判明し、この店の陽性者数は27人となりました。
きょう感染が発表された陽性患者34人の中で20代から40代の男女6人の感染経路は不明でした。
34人のうち27人は軽症で、7人は症状がないということです。
きょう陽性が判明した6割の患者が家庭内感染だったことから、倉敷市は改めて家庭内での感染予防徹底を呼びかけました。
倉敷市の感染者数は、1月9日時点で490人になりました。
490人のうち、現在入院または宿泊療養施設に入所している人が123人、退院や退所などをしている人が364人、入院など調整中の人が人死亡が3人となっています。
玉野市では1日の感染者数で最も多い、10代から50代の男女8人の感染が発表されました。
このうち40代の男性1人は玉野市消防本部の職員です。
男性は8日に発熱があり医療機関でPCR検査を行った結果陽性が判明しました。
玉野市消防本部によりますと、8日に男性の職場の消毒を実施しています。
男性の職場内での濃厚接触者はいないということです。
玉野市の陽性患者8人はいずれも軽症もしくは無症状です。
総社市では30代の男性会社員とその濃厚接触者で同居家族の無職の70代女性、パート職員の50代女性3人が感染しました。
3人は軽症もしくは無症状です。
このほか、きょうは岡山市で32人、新見市、赤磐市、瀬戸内市でそれぞれ1人の陽性が発表され、県内での感染確認はのべ1775人になりました。




